一人住まいのSOS!
成年後見制度セミナーのご案内
◆近年、お一人で生活する高齢期の方が年々増えているように感じられます。そのような方々が将来とも一人暮らしのまま認知症や他の病気などで判断能力が不十分となり、入院手続きができないなど、生活上において苦境に陥る場合や、ご自身の財産管理・相続など難しい問題、あるいは知的障害の子供の財産管理や施設への入所手続きなど、お一人住まいの方々の不安の種は尽きません。
◆ このようなときの頼もしい相談相手としては各地区の民生委員の方々であることはすでに多くに人に知られていますが、加えて、事前に知っておくときわめて安心な法的実施制度として「成年後見制度」があります。この制度は、生活を維持する上に必要な判断能力が乏しくなった方が通常の社会生活において不利益を被らないように支援する制度です。
◆青年後見制度を利用すると、家庭裁判所に選ばれた後見人が本人を代理して契約などの法律行為を行なったり、または、本人が成年後見人の同意なしに結ばされた不利な契約などを取り消したりすることもできますが、ただ、この制度には、本人の判断能力があるうちに、あらかじめ本人自身が選んだ人を後見人として事前契約する「任意後見制度」や、また、近年では社会福祉協議会などが後見人資格をもって行なう「法人後見事業」も発足するなど少しややこしい現状にあります。
◆ したがって、このような制度を利用するには、事前の心構えやある程度の知識を必要としますので、将来、必要と予想される方や、今はまだ必要ないものの将来に向けて漠然と不安に思っている方々のほかに、自治会の役員の方などもこの青年後見制度を知っておくことが大切と思われ、三自連では成年後見制度セミナーを以下のように開催いたしますのでこの機会にぜひご参加ください。
日 時 | 令和2年2月22日(土) 13:00~ |
開催場所 | 西地区センター1,2会議室 [大麻沢町26-2] tel 387-0221 |